ウィズダイバーシティプロジェクト とは
What is "With Daiversity Project"
ウィズダイバーシティプロジェクトとは、
障がいや難病と向き合う人々が"誇りをもって働く"を実現し、
社会の戦力として認められ、活躍できる社会を目指すプロジェクトです。
目指す社会を実現するために、
複数の企業がチームとなり共同で組織を運営し、
障がいや難病と向き合う人々が働く力を発揮しやすい環境整備を行います。
本来企業は、障害者雇用の法定雇用義務により、
45.5名につき1名の障害当事者の雇用義務があります。(2019.12現在)
しかし、
「障害当事者の新規採用方法がわからない」
「業務の切り出しや業務管理者の確保が難しい」
などの理由で、
特に中小企業の障害者雇用が進まないという現状があります。
本プロジェクトは、上記の課題を解決するために発足された
算定特例制度を活用した新しい事業モデルです。
※LLP(有限責任事業組合)における算定特例活用は日本初(予定)
具体的には、共同で運営する組織に一定の業務発注を行うことで
新たに創出される障害当事者の雇用を
発注元企業の雇用とみなすことが可能となります。
企業が連携して雇用を創出する新しい雇用の形を
「企業連携雇用」と呼びます。
障害当事者が、会社のコストではなく戦力としてみなされ、
"働く幸せ"を一人でも多く感じることができるよう
チームで作る新しい雇用の形を推奨していきたいと考えています。
算定特例制度とは
中小企業が事業協同組合等(特定組合等)を通じて協同事業を行い、一定の要件を満たし厚生労働大臣の認定を受けたものについて、事業協同組合等(特定組合等)と中小企業(特定事業主)の間で実雇用率の通算が可能となるもの。
具体的には、「事業協同組合」のもとで複数の「特定事業主」が協同して「障がい者を雇用できる事業」を運用することによって、この「事業協同組合」と「特定事業主」の障がい者雇用率を通算して考えることができる、という仕組みになります。
